2026/10/08 13:46

光沢があって上品な印象の「サテン」。
生地屋に勤める方がお客様から「サテンありますか?」と聞かれ、
「シルクですか?ポリエステルですか?」と尋ねると、
「いいえ、サテンです」と返ってきた……
という笑えない実話があるそうです。

(c)Adobe Stock
実はサテンは、シルクや綿のような「素材(原料)」ではなく、「織り方(構造)」の名前。
普段何気なく使っているファッション用語には、知っているようで知らない違いがたくさんあります。
Tシャツやスウェットも、実は「ニット」の仲間?
「サテン」と同じように、よく混同されるのが「ニット」と「カットソー」です。
一般的に「ニット」というと毛糸で編まれたセーターを思い浮かべますが、
実は生地を「編んで(Knit)」作られたものはすべてニットの仲間。
では「カットソー」とは何かというと、
編まれた生地を「裁断(Cut)して縫製(Sew)した服」のことなんです。
Tシャツもスウェットも、実は広義のニット(編み物)をカット&ソーンしたアイテムなんですね。
「編み物」ならではの伸縮性や着心地の良さを活かしながら、
異素材と組み合わせたり、仕立ての美しさを表現したり。
服の構造や生地の成り立ちを知ると、普段何気なく着ている服のディテールが少し違って見えてきませんか?

