2026/07/09 21:00



最近は「地球温暖化」という言葉を聞かない日の方が少なくなりました。

気温が高い年。
海水温の上昇。
異常気象。
熱中症。

以前は“特別な年”だったような暑さが、
少しずつ当たり前になってきている気がします。

ニュースでは、エルニーニョ現象という言葉もよく耳にします。
海水温が高くなることで、世界の気候に影響を与える現象です。

ただ、エルニーニョそのものが温暖化の原因というよりは、
もともと温まりつつある地球の上で、さらに暑さを強める要因のひとつだと言われています。
では、人類はこの暑さを止められるのでしょうか。

海はとても巨大な熱の貯蔵庫で、一度温まると、すぐには冷えません。
だからこそ、「どう冷やすか」よりも、「これ以上熱を溜め込まない」が重要になるそうです。
その中で、最近面白いと思ったのが、日本人研究者のノーベル化学賞受賞で話題となった「金属有機構造体(MOF)」という技術です。

とても小さな穴が無数に空いた素材で、空気中の二酸化炭素を吸着する研究が進められています。
これまでのように「CO2を減らす」だけではなく、
「出てしまったCO2を回収する」という方向でも、世界中で研究が進んでいるそうです。

もちろん、個人で地球全体を変えることは難しいのかもしれません。それでも、

電気を無駄にしない。
長く着られるものを選ぶ。
暑さを我慢しすぎない。
少し快適に過ごせる工夫をする。

そんな小さな積み重ねも、意味がないわけではないのだと思います。

環境を一気に変えることは難しくても、未来に向かって少しずつ工夫していく。
今年の暑さを感じながら、そんなことを考えていました。


引用:環境省「気候変動監視レポート」
引用:ノーベル化学賞関連資料(金属有機構造体 MOF研究)